FX初心者は最低取引単位1000通貨でプロのマネを!

相場のことは相場に聞け!

「上がるかな?」と思ったら打診買い!

FX初心者は最低取引単位1000通貨でプロの手法をマネしてみましょう!

FX初心者は最低取引単位1000通貨でプロの手法

意外と思われるかもしれませんが、最低取引単位を1000通貨にすると、多額の資金を動かすプロのディーラーが実際に使っているトレード手法を簡単にマネることができます。

プロのディーラーがよく使うトレード手法の一つに「打診買い」という手法があります。

プロのディーラは、出社すると朝イチに市場の様子を探るのに、とりあえずポジションをとってみます。そのとったポジションがうまくいきそうならそのまま維持しますし、ダメそうなら、すぐに損切りします。

この「とりあえずポジションをとってみる」トレードをの「打診買い」といいます。

「打診買い」は、「今日の相場の状態はどんな感じ?」と、相場のことは相場に聞くためのトレード手法です。

この「打診買い」戦略は、個人投資家であっても使うことができます。

たとえば相場が重要な節目近辺にあって、節目を抜けても、節目に跳ね返されても、どちらに行くかわからないけど大きく動きそうな時に、ひとまず打診買いと打診売りの両方を入れて待ち伏せしてみるのです。

しかし、最低取引単位が1万通貨であったら、元手資金が10万円なのに「打診買い」で1万通貨の買い注文を入れたら「打診買い」どころではなく「本気買い」になってしまいます。

これが最低取引単位が1000通貨であれば、1000通貨単位で買いのポジションがとれるので「打診買い」もできるのです。

このように最低取引単位が1000通貨であれば、元手資金10万円程度の少額投資家であっても「打診買い」ができるのです。

最低取引単位が1000通貨であれば、仮に50銭の損切りが出ても、損失は500円で済みます。致命的な打撃人はなりません。

ひとまず10000通貨で打診買いをしておいて、相場が思惑通りのほう久尾に動くのを確認してから、さらにもう2000通貨、3000通貨とか今していく、といったトレードができます。

もし、思惑に反して、相場が逆の方向に動いたときは、深追いせずに損切りをして、次のエントリーポイントを待てばいいのです。

トレンドは確認してから乗れ

この「打診買い」は、特にレンジ相場からのブレイクアウト狙いのような戦略の時に役立ちます。

「レンジを抜けた!」と思ってエントリーしても、すぐにレンジの中に戻ってしまい損切りを余儀なくされることもあります。

なので、「レンジを抜けたかな?」と思ったら、とりあえず1000通貨で打診買いや打診売りをしてみるのです。

そのうえで、レンジを本当に抜けて、トレンド相場に移行していいることが確認できれば、もう少しぽじょんを増やしていくのです。

相場に絶対はありません!仮に絶対の自信がある場合でも、慎重に取引をすることが市場で生き残るコツです。1発勝負は避けましょう。

思惑通りに動いたらピラミッディング

「打診買い」と似ているけれど、少し違うトレード手法が「ピラミッディング」です。「ピラミッディング」は利益をできるだけ増やすためのテクニックです。

例えば、100円で4000通貨を買った米ドル/円が、思惑通りに値上がりして、100円50銭になったが、まだまだ値上がりしそうな雰囲気だとします。

こんな時に、決済せずにポジションをキープしたまま、さらに追加で買い増し注文を入れるのが「ピラミッディング」です。

ただし、ここで注意しなければならないのは、注文数量の調節です。ただやみくもにたくさん注文を入れたりしては、リスクが広がるだけです。

もうすでに4000ドル買いポジションを保有しているのだから、さらに4000ドルの買い入れを行うのは、さすがにリスクが高いといえます。また、最初に買った時点から価格が上昇しているのも不安要素になります。
そこで、最初に買ったポジションの半分の2000ドルだけ買い増しします。

さらに、その後レートが上昇して101円になり、ここでもまだ値上がりしそうな感じだとしたらどうしますか?

この場面でも、おすすめはピラミッディングです。ただし、注文数量は先ほどのさらに半分の1000通貨です。

このように数量を調節しながらポジションを立てていくと、うまく相場が上昇した場合の利益は、保有数量が増加した分だけ膨らみます。

また、数量を減らしながら購入しているので平均購入単価の大幅な上昇も避けることができます。

減らしながら積み増すピラミッディング

上の例では、最初に4000ドルを買ったときの平均購入単価は100円。次に100円50銭で2000ドル買い増すと、平均購入単価は少し上がって100円17銭。さらに1000ドルを101円で買い増した時点では平均購入単価はさらに少し上がって100円29銭となります。

平均購入単価は、そのレートよりも下がると含み損が出るという損益分岐レートでもあるのですが、レートが101円の段階で損益分岐レートが100円29銭ということは、現在のレート101円から71銭下がっても収支はトントンで含み損は発生しないとなると、だいぶ安心感があり精神的にも余裕ができます。

これがもし4000ドルずつの買い増しだったなら、ポジション量も増えますが、平均購入単価(損益分岐レート)も100円50銭に上昇してしまいます。

今回の例では「4・2・1」の比率で買い増しましたが、比率は自由です。ピラミッディング戦略のポイントは、減らしながら積み上げていくというとこです。

損切りラインの切り上げ

このピラミッディング戦略を行う上でもう一つ重要なポイントがあります。それは損切りです。

ピラミッディングでは、買い増しをしている分だけ、ポジション量が増えています。そのままでは、急激なトレンド転換があった場合には、今まで積み上げた利益が一気に吹き飛んでしまいます。

そこで、100円50銭で買い増しした時に損切りラインを100円にするなど、損切りラインも徐々に上げて、利益を確保できるようにすることが大切です。

ナンピンは初心者NG

ピラミッディングとは反対に思った通りに相場が上がらない局面でポジションを増やしていくことを「ナンピン」といいます。

3000ドルを100円で買ったのに99円50銭まで下がってしまった。「でも、どう見ても相場は上がりそうだ」と思う時、「じゃ、あと1000ドルだけ買い増してみようか」とぴうのがナンピン買い下がりといいます。

こんな風に、含み損を抱えているのに、わざわざ買い増しするには訳があります。

4000ドルを100円で買ったのに99円50銭まで下がってしまったら、収支をトントンまで戻すには相場が50銭上がってくれないといけません。

しかし、ここで最初のポジションの半分の2000ドルを買い増せば、平均購入単価は99円83銭に下がります。さらに、最初のポジションと同僚の4000ドルを買い増せば、平均購入単価もさらに下がって99円75銭となります。

このように、買い増すことで収支がトントンとなる損益分岐レートが近づくのがナンピンの効果です。

1万通貨でナンピンを繰り返すと、あっという間に投資額が膨らんでしまいますが、1000通貨単位なら10回ナンピンしても1万通貨で済みます。ナンピンも1000通貨なら使いやすいテクニックといえます。

ナンピンはリスクも大

ただし、このナンピンは、使い方次第では大きなリスクとなるので注意が必要です。

「ナンピン」とは不思議な語感ですが、漢字で書くと「難平」と書き表します。これは「難しい局面を平らかにする」というのが語源になっているからです。

「難」という字が入っていることからわかるように、初心者が使いこなすには難しいものがあります。

本来、含み損を抱えた難しい局面では、さらなる買い増しを検討するのではなく、「損切り徹底」の原則に忠実に損切りを断行すべきなのです。

一度ポジションをスクエアにして、改めてチャートを見直して、それでも上がりそうだと判断できたときに、初めて新規の買いを入れるの常道です。

最初に100円で買ったときの「上がりそうだ」という判断が誤っているとチャートが証明してしまった以上、その判断に固執するのは危険なことです。自分の過ちを素直に認める勇気も必要なのです。

何よりも、ナンピンはそれなりの資金力を必要とするので、上級者向けのトレード手法だということは絶対に覚えておきましょう。

相場の世界では「下手のナンピン、素寒貧(すっかんぴん)」という格言があります。素寒貧とは、貧乏で何も持たないこと、まったくお金がないことを言います。

ナンピンは、うまく使えば力強い味方になってくれますが、ナンピンをしても、相場がさらに逆に流れてしまうということもよくある話です。下手なナンピンは傷口を広げるばかりです。

ナンピンをするときには、細心の注意を払って、よくよく考えてからにしないと、「素寒貧」になってしまいます。

このページの専門用語

レンジ相場

レンジ相場とは、高値と安値が小さな値幅で推移して、トレンド感がなく横ばいに進む相場のことです。

レンジブレイク戦略

レンジ相場では、小さな値幅で相場が上下を繰り返し、結局は横ばいで進みますが、そんなレンジ相場であっても、いつかは上か下に抜けるので、そこを狙うのがレンジブレイク戦略です。レンジブレイク戦略は、比較的低リスクで大きなリターンを狙えるFXの基本戦略の一つです。

ブレイクアウト

ブレイクアウトとは、相場がレンジ相場の高値か安値かどちらかを抜けていくことです。高値を抜けてブレイクアウトかと思わせて、再びレンジ相場に戻ってしまうこともあるので、単純にレンジの高値や安値を抜けたからと言ってブレイクアウトだと判断するのは早計で、打診買いなどでトレンド相場に移行していることを確認してから、ポジションを追加することがおすすめです。

リスク

FXにおけるリスクとは、協議では、そのトレードで新する可能性のある金額をいいます。この場合の反対語は、リターン、リワードです。

広義でのFXにおけるリスクとは、預けたお金が返ってこない業者リスクとか、使用するFX会社のシステムがダウンしたり、自分のパソコンが壊れてしまうシステムリスク、投資対象とする国で大きな波乱が起こるカントリーリスク、最大レバレッジに規制が入り従来のトレードスタイルが維持できなくなる行政リスクなど、様々なリスクがあります。

損益分岐レート

損益分岐レートとは、今現在持っているポジションの含み損益がゼロになるレートのことです。

FXではスプレッドが存在するため、エントリーした時点では含み損となります。含み損を抱えた場合に、損益分岐レートを現在のレートに近づける方法としてナンピンがありますが、ポジション量が増えるので損益分岐レートが近づいても損失は拡大します。

ナンピン

ナンピンとは、含み損を抱えているのに同じ方向のポジションを増やすことをいいます。

例えば「1万ドルを100円で買ったのに、98円まで下がってしまった」という場合に、さらに1万ドル買い増せば、平均購入単価は100円から99円に下がるため損益分岐レートが現在のレートに近づきます。

ただし、含み損の金額だけは増え続けるだけなので「リスクが高まるだけ」という説も有力です。初心者はうかつにナンピンをすべきではありません。

スクエア

スクエアとは、プロのディーラーがよく使う言葉で「ポジションんをスクエアにする」などという使われ方がされます。要は、ポジションをすべて決済してゼロにするということ、俗にいう「手終い」に近いニュアンスの言葉です。相場の先行き不透明感が強い場合などは、いったんスクエアにして、様子を見ることも多いです。

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