FX 分析FXのスワップポイントとは

お小遣い感覚で毎日もうらうこともできるスワップポイン。この「スワップ」とは2通貨間の金利差のことです。

FXを騙る時に欠かせないのが「スワップポイント」です。このスワップポイントとは、外貨預金でいう金利に当たるもので、FXでは、このスワップポイントを狙った取引もあります。

そこで、このページではスワップポイントについて紹介します。

「スワップポイントについて詳しく知りたい」という人の参考になれば嬉しいです。

スワップポイントの計算方法

スワップポイントの計算方法は、少し独特です。

米ドル/円の買いであれば、「米ドルを買って円を売る」取引となります。

そうすると、米ドルの金利から円の金利を差し引いて日割りにした金額が、スワップポイントとなります。

もし米ドルの金利が2%で、円の金利が0.5%であったとすれば、差し引き1.5%スワップポイントの目安となる利率です。

スワップポイントは毎日貰えます。この例であれば、1.5%を365日で日割りした利率に持っているポジション量をかけると、おおよそのスワップポイントの金額となります。

但し金額は毎日変わります。FX会社のホームページなどにアップされるので、それを参考にして確認しましょう。

マイナススワップとは?

さて、実際にスワップポイントの金額を確認すると「マイナス23円」などと書かれていることがあります。

これは、そのポジションを保有していると逆にスワップポイントを支払わなくてはならないということを意味します。

実は、スワップポイントには、もらえる場合と、支払わなくてはならない場合があるのです。

スワップポイントとは金利の差だから、先ほどの米ドル/円の例で売りのポジションを取ったときに、スワップポイントは0・5%から2%を引くのでマイナス1・5%になってしまいます。これがスワップポイント支払わなくてはならなくなるケースです。

日米欧は低金利が続いているので、外貨の買いポジションの場合でもマイナスになることがあります。

2008年秋のリーマンショックの時は市場がパニックになり、スワップポイントもガタガタになりました。買いでも売りでもマイナススワップになったり、ビックリするくらい高いスワップが付いたりしました。

長期投資の場合には要注意

スワップポイントは、1日当たりの金額は微々たるものですが、1ヶ月2ヶ月とポジションを持つ期間が長くなると、意外とばかにならない金額になります。

スワップポイントを支払うポジションを長く持つときには注意が必要です。しかし、逆にスワップポイントを貰える方向に長くポジションを持つと、スワップポイントと為替差益でダブルの利益を狙うことができます。

確かに、2006年から2007年ごろは外貨の金利が高く、日本は超低金利だったので、軒並み高いスワップポイントを狙うことができました。それを狙ったキャリートレードという手法が大流行しました。

円安も進んでいたので、「外貨を買って持っていれば儲かる」といういい時代が続きました。しかし、市場は大転換点を迎えました。円高トレンドに変わったので、単なるスワップ狙いのトレードではうまくゆかないようになったのです。

特にマイナー通貨や資源国通貨はスワップポイントがたくさんもらえるので目がくらみがちですが、安易にポジションをとるのは大変危険な事です。

スワップポイントがいくら貯まっても、為替差損がふくらんで、差し引きでは大赤字になったなどという話はよくあります。

スワップポイントを過大に重視し過ぎることは危険です。

このページの専門用語

金利の差

金利の差とは、スワップポイントの原資となるもので、通貨ペアを構成する2か国の金利差を日割りにしたものです。日本はバブル崩壊以降、低金利が続いており、外貨を買うことでスワップポイントを得られることが多い。

キャリートレード

キャリートレードとは、金利の低い通貨を売って高金利通貨を買うことで金利差を得るトレード手法の一つです。サブプライムローンの表面化以前は円を打って豪ドルや米ドルなど当時高金利だった通貨を買う「円キャリートレード」が活発でした。

為替差損

為替差損とは、通貨価値が下落し為替上の損失を被ることをいいます。特に新興国通貨では高金利の裏返しとしてインフレが発生していることが多く、通貨価値が下落しやすいため、高金利にだけ目を奪われて安易にスワップ目的で買ってしまうと、通貨価値が下落して思わぬ為替差損を被ることがあります。

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