FX 取引額FXの適正な取引額

デモ口座でとりあえず注文から損益状況の確認、決済までの流れを体験したことのある人であれば、ぼんやりとでもFXの全体像が分かってきたと思います。

しかし、「FXに注文から損益状況の確認、決済までを一通りできる」というのと「FXで儲けることができる」こととの間には大きな違いがあります。

稼げるFXトレーダーになるためには、どんな通貨ペアを売買するのがいいのか、いつどんなタイミングで売買するのがよいのか、どのくらいの金額を取引すればいいのか、など知っておかなくてはならないことがいろいろ有ります。

そこで、まず、このページでは「どのくらいの金額を売買すべきか」について紹介します。

早く稼げるFXトレーダーになりたい人の参考になれば嬉しいです。

身の丈に合わない取引をすると

FXは外貨預金や外貨建てMMF、投資信託など、ほかの外貨建て商品に比べて取引が格段に安い金融商品です。また、ほぼ24時間市場が開いているので自分のライフスタイルに合わせ自分が都合のいい時間に取引をすることができます。さらに、取引できる通貨の種類も豊富で選択の幅広い便利な金融商品です。

とはいえ、いかにFXであっても、初心者が「儲かって儲かってしょうがない!」などということはあり得ません。最初はだれであっても、損したり儲けたりを繰り返しながら、少しずつ取引に慣れていくものです。

ところが、初心者の中には、FX取引に慣れてくる前にFXを辞めざるを得ない人が出てきます。その典型的なのが、FXの魅力の一つである「少額の資金からでも始めることができる」というFXのキャッチフレーズに飛びついて10万円ほどの資金で始めたのはいいのですが、レバレッジなどFX取引に慣れないうちに身の丈に合わない多額の取引を繰り返し、一度の負けで大きな損失を出してしまうパターンです。

思惑とは反対方向に1千、1円相場が動いたら、どのくらい損失が出るかという感覚が身についていないFX初心者が多額の取引をするのは大けがのもとで、絶対に避けるべきことです。

初心者にお勧めの取引額

では、10万円の資金でFXを始める初心者にとっての「多額」の取引とはいくらぐらいの取引でしょうか?

多くのFX会社では基本となる取引数量は1万通貨に設定されています。1万通貨というと米ドル/円なら1万ドルです。1ドル100円とすると約100万円となります。

FXではレバレッジを使うことができるので取引自体は可能です。しかし、口座に10万円しか入金していないのに、いきなり初心者が100万円の取引をするというの到底推奨できません。

為替レートが思惑とは反対方向に2円から3円動いただけで、元手の20%から30%という大きな損失を受けることとなります。こんな損失を3回も繰り返したら、元手の10万円を取り戻すことは、相当難しくなります。

なので、FX初心者の人には取引数量を一桁下げて1000通貨で始めることをお勧めします。1000通貨であれば米ドル/円なら1000ドルです。1ドル100円とすると約10万円となり、元手資金が10万円でもレバレッジは1倍です。仮に為替レートが思惑とは反対に大きく動いて米ドル/円で10円幅の損が出たとしても、1万円の損失で済みます。

10万円程度の少額の資金でも始められるというFXの魅力を最大限にして了しようと思うなら、取引数量は1000通貨から始めるのがおすすめです。

1000通貨で始められるFX会社

1000通貨でFX取引を始められるFX会社もあります。

ただ、中には1000通貨だと取引手数料がかかるFX会社もあるので確認する必要があります。取引数量が1万通貨でも1000通貨でも変わらないFX会社を選ぶようにしましょう。

またデモ口座で取引をする場合も本番と同じ環境である1000通貨で取引をするようにしましょう。

このページの専門用語

取引コスト

FXの取引コストには、取引手数料とスプレッドの2つがあります。1万通貨の場合には取引手数料は無料なのに1000通貨の場合には取引手数料がかかるFX会社もあります。事前に取引条件を確認することが重要です。

1万通貨

1万通貨は多くのFX会社で取引の基本となる単位とされる取引数量です。ただし、中には、10万通貨を基本の単位(ロット)とするFX会社もあるので注意が必要です。

レバレッジ

レバレッジとは、1単位当たりの取引に必要な最低証拠金の倍数です。1万ドルの取引で必要最低証拠金が4万円ならばレバレッジは25倍となります。

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